こんにちは。
gitでtagを使って、バージョンを作っていくことになったので、作成・確認・共有の手順をまとめました。
tagの表示
簡単で、以下のコマンドを打ち込むだけです。
# 一覧表示 $ git tag # パターンマッチでの検索 $ git tag -l 'v1.0.*' # 特定のtagを確認 $ git show <tag>
tagの作成
tagは特定のコミットに対して付与され、指定せずにつけた場合は、現在のブランチの最新のコミットに対して付与されます。tagをつけたときには、「tagをつけた人の情報・日時・コメント」も保持されます。
# コメントありのコマンド $ git tag -a <tag> -m 'comment' # コメントありのコマンド例 $ git tag -a v1.0.0 -m 'first release'
コメントなしでやると、tagに関する情報は格納されません。
後からtagをつける
コミットを指定するだけです。
# 後からtagをつける $ git tag -a タグ -m 'コメント' コミット # 後からtagをつける際の例 $ git tag -a v1.0.0 -m 'first release' 10293asc
tagの共有
tagは作成しただけではリモートには反映されないので、pushする必要があります。
$ git push origin <tag> # 例 $ git push origin v1.0.0
tagを削除する
tagの削除するためには、以下のコマンドを入れます。
$ git tag -d <tag> $ git push origin :<tag>
pushして反映させる時の、tag名の前の:
を忘れないようにします。
以上。