St_Hakky’s blog

Data Science / Human Resources / Web Applicationについて書きます

UCSD→日本

こんばんは。日本に、ちょっと前に帰ってきました。時差ボケがまだ治らない関係で、所構わず眠たい笑。

今回のUCSDは、いろいろ考えるところがあったので、まとめておこうかなと。

○英語必須だしもっと意識して海外行かねば

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(アメリカで古い有名なホテル)

まずは、これですね。今回は大学に行ったということもあり、これを感じました。「英語くらい話せるようになれ」感が半端なかったし、逆にそれさえクリアすれば僕らも同じ土俵で十分戦える、って感じました。議論している内容などは、わかる分野だと8割〜9割、全くわかんない分野だと3割とかの理解レベルだったけど、話している内容がわかる時はそんなに遜色がないということです。

なので、英語さえ乗り切ってしまえば、案外なんとかなるぞみたいな。まぁそれが難しいわけなんですけど笑。

そして、次に感じたのが、日本は割と外国人留学生ってすごく珍しい立ち位置に感じますので、「特別」みたいなパティーンになる場合が多いと思うんですけど、アメリカはいろんな人種が混ざっているので、そんなにそういうのがありませんし、むしろそれが当たり前の環境ということ。

これはなんというか当たり前なんだけど、でもやっぱり日本にいると「海外」や「外国人」に対するハードルがある一定あるのに対して、向こうに行くとそういうのが逆に当たり前だから、サービスなどの世界展開とかも早いのかなぁとか思ったりします。

日本は、外に出るハードルが高くてカツ移民がそもそも少ないから、これからのためにも外にもっと出て行かないといけないと思いました。

○日本でもアメリカでもやることは同じ、だからこそ。

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やることは同じなんですよ。というよりも、「やれること」が同じと言ってもいいと思います。まだアメリカしか行ったことがないけど(今度ミャンマー行くし、次の春休みはお金を貯めてアジアに行きたい)、日本にいてできないことを海外で探すことは本当に難しいように感じます。

だから、留学なんてアメリカに行っていただけと言っても大して差はないような気もするんだけど、それでも同じことをするのなら、そんでもってチャンスがあるならガンガン外に出たほうがいいなと強く感じました。

んーこれは言葉でうまく説明できないけれど、今回の留学ではいろんなサービスとか生活の部分に密着できたので、強くそれを感じました。

例えば海外展開をしている企業では、もう日本でも「日本人だけ」でチームを組むことの必要性がないし難しいんだとか。クラウド化とかの面もあるけれど、雇用の問題もある。そうなると、日本人と同じレベル感を持っていれば、日本人じゃなくてもいいと判断してしまう、日本で活動するとしても、たとえスペック的には劣っていても日本人よりも英語が話せて異文化を理解出来る外国人を雇うのだとか。

家電に行ってもアメリカの家電は本当にサムスンになっていたし、新聞を紙で買っているのもないし、Amazonは日本よりも最強で実店舗が本当に少なくなっていたし、留学生の数もアジア系で行くと圧倒的に中国人や韓国人が多くて日本人はいなかった。物価や給与とかも、日本は少なく感じたし、差は明らかに出ているんだな、と。

これは割と危機意識として持とうと思ったし、知らないうちにドンドン食われていっているんだなと感じます。だから、どんどん海外に出るべきだなと思うし、海外に出ることは、もう特別なことでもなんでもなくて「普通」のことで、今その普通が強烈にできていないと感じました。

こういういわゆる海外に帰ってきた人が言う「海外かぶれ」みたいなのは、日本では「意識高い系」とか言われて少しからかわれたりするけれど、そんなの気にしているレベルじゃないんだな、と。現地滞在の日本人の方と話した際にそんな話をしたら「まだそんなことを言っているのか(笑)」みたいな感じで、実際そう思ってしまいました。

普段ニュースとかで見る日本企業が電化製品などで負けている、みたいな話とか、物価の面とか、いろんなニュースで手に入っていた話がリアルに感じれた1か月だったので、こう感じているのかもしれません。とにかく外に出ようという話。

○これからはゆっくり腰を据えてもっと勉強したい

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もっと勉強しないといけないな、と思いました。それも腰を据えて。付け焼き刃の力ではすぐに跳ね返される。アメリカで流行っているサービスのほとんどは、最先端の技術を導入したものばかりで、専門性も高かった。それだけじゃなくて、博士号を取るのも当たり前で、みんな腰を据えてしっかり勉強していて、一人一人の専門性も高い。

今までいろんなことをしてきたし、それはそれで問題はないように感じているし、後悔もしていないけれど、これからは専門性を高めるためにも範囲を絞ってゆっくりと腰を据えて勉強したいなぁと思います。

そんな感じで今回のアメリカの反省と感想でした。