こんばんは。
最近、僕が勉強したことをただ単純に発表するだけの、輪講会ならぬ一人輪講会を開催しています(ただの講義だな笑)。
PRMLという機械学習分野(分かりやすく言うと人工知能分野かな。ちょっと広いけど)のバイブルといわれている本をただひたすら僕が分かりやすく研究室の人に話しまくるというのをやっています。
そんな中で感じることがあったので、今日はそのことについて書きます。
○PRMLに限らずスゲー大変なことを勉強するとき
PRMLは界隈ではバイブルと言われている本なのですが、何しろ分厚く、内容も超ヘビー級です。なので、多人数で輪講会をすると、発表者がよくわかっていない状態で発表していたり、途中でやめよっかとなったりします笑。
なので、こういう超絶に必要なんだけど、一人だとほぼ間違いなく挫折するものを勉強するときは、みんなを巻き込んで勉強するようにします。
本を読んでいるだけだとどうしてもインプットだけになってしまいますし、アウトプットを出そうにも一人でやっていると虚しくなります笑(ブログとかだと顔が見えませんし)。なので、アウトプットを出すときは、必ず人に対して直接やります。
そうするとメリットが出てきて、
・スケジュールが決まる
・その人が分野の人だといろんな追加情報が聞ける
・他人がわかっていないことは、勉強すべきポイントとわかる
・アウトプットを聞いてくれる人ができるので、やった感が出る笑
などの効果があります。聞いている人も無駄にはならないので、付き合ってくれますし、いいことづくしです。
○めちゃくちゃハードルを上げまくる
ただ、これをやるときは必ず自分で決めていることがあって、それは、「クソみたいにハードルを上げ、カツ自分がクソ頑張ること」です。
もともと僕がやりたいことなので、僕が頑張るのは当然なのですが、クソみたいにハードルもあげます。今回のPRMLは、普通に輪講会をするとほぼ間違いなくどこかのセクションでよく分からない発表をする人が出てきます。
それをみんな知っていますし、そもそも難しいことを相手にわかりやすく伝えることはかなりそのことについてわかっていることが必要になるので、めんどくさがってほとんどの人がしません。
ということで、今回のPRMLでは、次の宣言をしました。
・クソみたいにわかりやすく、クソみたいに実践につながり、クソみたいに面白く話し、全員に分からせます
・プログラムを書いたり、PRMLに派生した内容もやります
・最新のデータ解析周りの技術動向についてもやります
という謎の宣言をしました。
この勉強会は研究室でやっているのですが、なんか先生方も面白がって参加してるので、余計に手を抜けなくなり、どんどんやらざるを得ない状況になります。これがかなり効果的だと個人的には思っていて、やらざるを得ない状況に追い込まれると死ぬほどちゃんとやる人間にとっては、うまくいきます。
しかも、全部自分がやりたいこと、やらないといけないと思っていることなので、自分的には話す相手(アウトプットする相手)ができただけで、特に損することはありません。
○どっかの本屋で立ち読みした”続ける技術”の本
続けるためには、自分がやらないといけない状況に持って行く必要があるというのを、もう少しわかりやすい感じで書いてありました。僕は責任がある状況に追い込まれるとやるタイプなので、こう言った方法はかなり効果があります。
よく周りから、”なんでそこまでやるの?”みたいなことを言われますが、僕はわかったような気になるのが早いので、こういう風に他人に話をして、他人から”ここがよく分からない”と言われないと気づくチャンスをもらえるのはすごくいいことなのです。
まさにウィンウィンな感じですな、と思いますね。