こんばんわ。今日も心理学者つながりでいろんな記事を見ていたのですが、その過程でFacebookのCOOを務めるシェリル・サンドバーグ氏を見つけました。そのことについて今日は書きます。
○シェリル・サンドバーグ氏
彼女は、Facebookでの初の女性役員として、最高執行責任者となりました。その前はGoogleで働いており、Googleの慈善事業の一つであるであるGoogle.orgの立ち上げにも関わったとのこと。
ハーバード大学を首席で卒業、MBAも持ってるんですから、凄まじい優秀さです。
そんな彼女ですが、 今現在は2児の母として活躍しつつ、Facebookの活動やそのほかの活動も行っています。
○何故女性のリーダーは少ないのか
そんな彼女のTEDを見ました。
なぜ職場の上司に女の人がいないのか。昔からある男尊女卑の影響で古くからある企業の体質が変わっていないことはまぁあるかもしれません。
しかし、最近読んだ今来ているベンチャー企業の社長の顔ぶれなどを見てもページをめくれどめくれど、そこに写ってるのは男性なのです。
男性も女性も今の社会、特にベンチャーなどでは平等に扱われますし、そういう価値観が若い人を中心に根付いているはずなのに、です。
このTEDの話では、主に以下のことが焦点として上がっていました。
・結婚や出産などを随分前から考え、会社で成功するために積極的に仕事やチャンスを取らなくなる
・女性が男性よりも、自分の能力を低くみる
このTEDでは、個人の問題として話が上がっていたので、会社の問題などは上がっていませんでしたが、重要な観点だなと思って聞いていました。
○女性の活躍のために企業と個人ができること
個人的には、福利厚生だけではこの女性の活躍やキャリア支援を解決することは出来ないと思います。
このTEDで言っているように、女性自身の心がけなども大事かなと思いますが、キャリアの形に合わせた制度、キャリアに合わせた能力開発支援、キャリアに合わせたチーム形成なども考えていく必要があるのかな、とおもいます。
難しい問題ですが、最近は資生堂での取り組みや、ユニクロのシフトなど、いろんな部分で改善されているなぁと思います。
でもっていつも感じるのは、自由な制度を行うのであれば、会社の人たちもそれ相応の努力や能力が求められるという事です。会社が利益を出さないとやっていけないことなどを考えると、いろんな人たちがいろんな仕事の形を保ちつつ、会社が利益を出すためには、それに見合う力を持たないといけないと思います。
何の努力もせず、権利を主張するだけで利益が得られるなんて、そんな甘い世界でないってみんな分かってるはずなのに、いつもそこの観点がこういった議論の際は抜けている気がします。男性も女性も努力して行く必要があるなと思います。
それでは。