St_Hakky’s blog

Data Science / Human Resources / Web Applicationについて書きます

サンフランシスコ16日目、17日目:ホームステイ事情

こんにちは。

サンフランシスコ17日目です。

ここにきて思いましたが、行く前に思っていたホームステイの話と、実情を周りの友達の話を交えて今日は書きます(笑)

〇今日書くこと

今日は、

ホームステイ事情

について書きます。

なんというか完全にホームステイに理想を描いていたので、それが見事に崩れた留学になったことを書きたいと思います(笑)

以下の4つですね。

  • ホームステイは、安いホテルではない!
  • ホームステイは、ホストファミリーにとって、ビジネス!
  • ホストファミリーは英語が必ずしもできるわけではない!
  • ホストファミリーか寮か、お金で決めないこと。
  • ホームステイか寮かの基準

ホームステイって行く前は、

ホストファミリーが料理を用意してくれて、

安くて、

凄くいいじゃない、

っと思っていました。

しかし、いまはもっと調べたり考えたりしておけばよかったなと笑。ここでは、寮とホームステイを比較して書きます。寮も2人部屋とかになると、別の子によるサムシングが発生しますし、友達の話を聞いていると寮でバカ騒ぎする人達もいるとのことなので、もう運次第ですね。ただ、それでも違いはやっぱりあるので、それについて書きます。

〇ホームステイは安いホテルではない!

日本でこれを見ている方はそりゃ違うでしょと思うかもしれませんが、僕は「わぉ」となりました。例えば、ホストファミリーとの関わりはどの程度なのかとかも留学機関の方に聞いていたのですが、「ホストファミリーによりけりですね」というまぁそりゃそうだなと思う回答しか得られなかったですし、事実そうです。

■ホテルや寮と違う点
ホテルや寮と大きく違う点は以下の通りだと思いました。

  • 家族のルールがある
  • ホストファミリーに滞在場所の心地よさ(ネット環境、ベッド、部屋の広さ、静かさ、清潔さ、料理のクオリティなど)は完全に左右される
  • 料理の量はホストファミリー次第
  • 同じ家にいる留学生の数
  • お金では解決できないサムシングがそこにある

それぞれ未来の自分に書きます。

■家族ルールの存在
まず、家族ルールです。僕のホストファミリーであるのは、

  • 家に帰ったら台所ではなく洗面所で手を洗う
  • 自分で使った食器は自分で洗う
  • 部屋は出ていく時に綺麗にではなく、毎日綺麗に
  • 寝ながらパソコンを見てはいけない
  • テレビは電気を消してみる
  • 12時までに帰ってこないと、誰かに空けてもらわないと家に入れない
  • 咳やくしゃみは手で受け止めずに、なんか服とかで受け止めるらしい
  • 料理をしてはいけない笑(この前昼食を作ろうとしている留学生が、材料まで買ってきたのにと嘆いていました笑)

などなどです(笑) 可能性にすぎませんが、こういうのは大小あれ、ホームステイにはあります。程度によりますが、こういったことがめんどかったり、これを守らなかった時に干渉されるのがいやな人は迷わずお金を払うべきだと思います。僕は寝ながらパソコンしている時に運悪く部屋に入られると、干渉されます(笑)

僕は家に帰った時に手を洗わない主義なのですが(パソコンのキーボードとかのほうがよっぽど汚いですし、料理する前とかに洗えばいいでしょうよみたいな)、まぁ綺麗な方がいいのねと思ってやってます(笑) これは完全に独自なので、文化関係なく、学校のルールみたいなのがあります。そうするからそうするといった感じです。この厳しさはホストファミリー次第ですね。

あとでも書きますが、ホストファミリーと家が別になっているかどうかによって話が変わるようです。ホストファミリーと家を共有している場合は、ホストファミリーのルールが強くなるイメージです。

■心地よさの度合いはホストファミリーにゆだねられる

これは話を聞いていると、雲泥の差があります笑。

あるホストファミリーでは、家がホストファミリーと別になっていて、留学生は留学生だけの空間があり、料理も運んできてくれるし、ほしいものはいえば買ってもらえるそうで、こっちが気を使うレベルらしいです。本当に留学生の訪問を楽しみにして、親身に文化に興味があったりするホストファミリーはこのような感じの方が多いようです。

ただ、後でも書きますが「お金」が目当てだったりする場合は、話が変わります(笑) サウジアラビアの子はなぜかずっと酔っ払っているホストファザーだったと言っていて部屋を変えたと言っていましたし、部屋が汚い、などです。

これらは完全にホストファミリーにゆだねられます。ネットが無かったりつながりにくかったり、汚かったりそうでなかったりですね。色んな友達の家に住むことを想像すればわかりやすいかと思います。そんな感じです。

■料理の量とメニューとクオリティーはホストファミリー次第

これも覚悟しとけばよかったとなりました(笑)。

安いのには理由があります。寮は自分で料理を準備しないといけませんし、それ抜きで滞在費だけでホームステイよりも料金が高いので、ホームステイの方が魅力的に見えるかもしれません。


が、しかし。


前に考えときゃよかったと思ったのですが、「日本食」が好きな人、お米やラーメン、日本でしか食べれなさそうなものが好きな方にとってホームステイは挑戦になるということです(笑) 例えば僕はパン食ではないので、朝食がパンのこのホームステイではホストマザーに言って、抜きにしてもらっていますが、僕と同じ日本人の子はパン食なので、全然平気といったような感じです。

また、アメリカの料理は量が多いと言われていますが、ホストファミリーがアメリカ人でない場合や留学生を迎え入れることに慣れているホストファミリーにとっては、これは話が変わります。サンフランシスコでは、中国人も多いですし例にもれず僕も中国人の方の家にホームステイしています。なので、量はどちらかと言えば足りないとまでは行かないけど、少ないです笑。

こうやって食事に色々思うところがあると、生活に慣れ始めると自分で買ってきて色々食べちゃう人も多いですし、僕も昼食は文化とか関係なく自分の好きなものを食べます笑(レベルが増すと段ボールいっぱいにインスタント食品を送ってきてもらっている子もいますね)。こうなってくると、お金はそんなに変わらない可能性も出てきますので、その可能性を込みで、寮とホストファミリーを比較しないといけなかったなと思います。

ただえさえ文化の違う国で手に入りやすい食べ物も変わります。その中で生きていけそうかどうかを、現地の食事などをきちんと調査して、つまり苦痛をそれほどまで感じないかどうかを考えてから選ぶのがベストだなと今思っています。

■同じ家にいる留学生の数

ホームステイ先は、複数人の留学生を招いている家が大半です。後でも書きますが、数が多い方がお金もホストファミリーに入ってきますし、食事も一人よりもまとめての方が1人当たりの単価が安くなります。アメリカでは物は多くかったほうが単品よりもあほみたいにやすくなるのでこれがより顕著になります(水3本かうより、25本買う方が安いなど笑)

■お金では解決できないサムシングがそこにある

お金では解決できないものがあります(笑)。例えば、電気を使いたいです。電気代を払えばいいとなりますが、

ホームステイは文化も体験するものです

というものがあるため、ホストファミリーにはかないません笑。お金があったり、お金をかけてもいいのであれば、楽しい思い出になる確率を高めた方がいいと思います。

〇ホームステイは、ホストファミリーにとって、ビジネス!

これは、割と本当だと思います。自分がホストファミリー側だとして、利益率を最大にすることに焦点を当て、何をしてもいい場合、何をするかを考えればいいと思います。

つまり、1人当たりの利益率を上げればいいんです。留学生をたくさん呼んで、不満が出ない程度のサービスと、文化と節約のはざまをうまく利用すれば、ホームステイ先の子たちは「こういうものなのだ」と思うからです。また、ホームステイを受け入れてくれる人は貴重な存在なので、次から次へと呼べます。なので、もし気に入らなくてもこれでいいやと思ってくれる留学生を置いておけばいいのです。

ここで利益率を最大にすることを目的にしなかった場合、つまり純粋に海外から来る子たちを楽しみにしている場合、利益率0にすればいいとなります。サービス精神が旺盛だったり、色々買ってくれたりなどしていただけるようです。

つまり、結論はホストファミリー次第だということです。

実際に生活している人達と一緒に住めるという事はいい経験になりますし、より生活の仕方という文化も学べると思います。その上ホストファミリーと英語で喋る機会もありますし、料金も安いです。ただ、寮にして自分で全部することもスーパーに行かないといけないなど、色々学びになります。後で話しますがどっちを選択するかは、条件を色々調べて、その上で決めるべきですね。

〇ホストファミリーは英語が必ずしもできるわけではない!

サンフランシスコが結構特殊かもしれませんが、英語圏の方が必ずしも英語が流暢なわけではないです。話せますし、聞いてくれますが、ネイティブクラスではないです。これをよしとするか悪しとするかは考え方次第です。

こっちにきて思いますが、ビジネスシーンなどで使う場合、自分がそうであるように母国語でない方も英語で喋るということです。そうなると中国人の訛りだったり、日本人の訛り、イタリア語の訛りが入っている英語なども聞き取れるようになっておく必要はあります。その意味では、流暢でない英語も練習になりますし、その方がいいです。

これは考え方次第なのと、行きたい地域によりますので、しっかりとその国や地域で話されている言語などを調査しておく必要はあるかなと思います。

〇ホストファミリーか寮か、お金で決めないこと!!

はっきり言って、お金では決めない方がいいです。もしお金に余裕があるなら、10万とか20万で変わる程度であれば、頑張って出したほうがいいと思います。

なぜなら、特に短期で留学する人ですが、留学をよかったと思わせる要素の中で、一番自分ではどうにもならない箇所だからです。日本人と関わらないようにする、できるだけ英語ができる子と一緒にいて話しまくる、色んな場所に行く、宿題をやったり授業できちんと発言したり、これらはほぼ自分次第です。授業も先生によりますが、これも大学とかとは違います。お金を払って授業を受けているのですから、嫌だったら先生も変えれますし、コースもレベルも変更できます。

長期で行く人は、ホストファミリーも変えれますので、いいとこに会うまで帰るというのも選択肢ですし、いろんな留学生やホストファミリーにあえるという意味で、定期的に変える人もいるようです。

短期でホストファミリーを変更するのは難しいです。しかし、寮には変更できます。ただ、その場合料金は増えますし、その週はホームステイしないいけない、変化に対応するために時間を費やすなど、ちょっと不満がある程度なら、デメリットの方が大きいです。

〇ホームステイか寮かの基準

基準、考えてみました。

  • 使用できるお金に余裕がない。
  • 期間は長期か。
  • 現地の食事が自分にあいそうか。
  • 英語力に自信はあるか(例:ホームステイ先の方と不自由なくしゃべれるかどうか)。
  • 自分の生活スタイルにルールが少ない方か。
  • 生活スタイルに干渉されても大丈夫な人間か。
  • 自分は友好的な人間かどうか。
  • ホームステイ先の方の母国語は何である可能性が高いか。
  • 英語を勉強したいのか、それとも文化も勉強したいのか。そしてそれにある程度強制力をかけたいのか。それとも強制力がなくても自分でやれるのか。

などです。最後の方はYes/Noで答えられませんが、Yesが多い人はホームステイ大丈夫だと思います笑。

しっかり留学先を決める際に、目的とホームステイの形の可能性を考えて決めるべきだと思いました。また、あくまで断っておきますが、ホームステイ先のクオリティは留学機関の方もどうしようもない部分だと思います。あの安さで受け入れてくれるところを探すことの難しさや、入居者を入れる難しさだけを考えれば、最低限のことをやってくれるホストファミリーを探すだけ凄いなと思います。なので、必ずしも留学機関の情報をうのみにするのではなく自分で調べて可能性を探っておく必要があるということですね。

いい勉強になりました笑。ちなみに僕はホームステイにしてよかったこともあるしそうでないこともあるから、なんともいえませんね笑

それでは。